猫の手もアダムの手も借りたい-びじゅチューン!作品解説・モデル(元ネタ)・動画

びじゅチューン!『猫の手もアダムの手も借りたい』のモデル(元ネタ)作品は?

ミケランジェロ『アダムの創造』1508- 1512年システィーナ礼拝堂

ミケランジェロ・ブオナローティ『アダムの創造』1508- 1512年システィーナ礼拝堂

ミケランジェロ・ブオナローティ『アダムの創造』解説

作品名:アダムの創造
作者名:ミケランジェロ・ブオナローティ
制作年:1508- 1512年
所蔵先:システィーナ礼拝堂(イタリア・ヴァチカン)

びじゅチューン!猫の手もアダムの手も借りたい』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、ミケランジェロ・ブオナローティによるシスティーナ礼拝堂の天井画『アダムの創造』。

創世記によれば、神は1日目に天と地をつくり、2日目に空をつくり、3日目に大地、4日目に太陽と月と星、5日目に魚と鳥、そして6日目に獣と家畜と自分に似せた人間をつくり、7日目は休んだとされています。

ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画の中でも、神の閃光(火花)でアダムに生命が吹き込まれる「魂の通過」が描かれた『アダムの創造』は、代表的な場面です。

大地に横たわるアダムと天を駆ける神が向かい合う構図は、人間と神が直接的に向かい合うという壮大な画面の実現でもありました。

ミケランジェロが4年間で完成させたシスティーナ礼拝堂の天井のフラスコ画は、建築の枠組みの中に数百人もの人物が描きこまれており、5組の梁によって分割された天井中央部分には聖書の9つの場面が描かれています。

彫刻も絵画もマルチな天才 ミケランジェロ

システィーナ礼拝堂の天井画

システィーナ礼拝堂の天井画 Photo:Clayton Tang

ヨーロッパ最高の芸術家と評判だったミケランジェロは、自身を彫刻家と考えていましたが、ダヴィデ像やピエタなどの彫刻だけでなく、本作システィーナ礼拝堂の天井画など絵画、素描、建築などでも類まれなる才能を発揮しました。富や名声といったものに興味がなかったミケランジェロは、高い評価を受けた後も信仰と芸術に人生を捧げました。

びじゅチューン!『猫の手もアダムの手も借りたい』解説・登場人物

『猫の手もアダムの手も借りたい』あらすじ解説

アダムの創造-神を囲む天使には様々な説が

神の影絵にウケる天使たち(人物像には様々な説があります)

びじゅチューン!『猫の手もアダムの手も借りたい』は、神と神に創造されたアダムが主人公。

天地創造6日目のこと。神は「影絵ってなんかいいな」と思いつきます。動物を表した影絵には天使たちも拍手。

しかし神の手だけでは表現できる影絵に限りがある、手が足りないぞと困った神は、自分に似せたアダムを創造しました。アダムが誕生したことで、どびん&湯のみなど影絵の可能性は広がっていきます。

天地創造7日目はおやすみ。

神はアダムと一緒に影絵の猛特訓を行いますが、張り切る神はアダムに厳しく当たってしまい、アダムは神に隠れて涙涙(猫に慰められ神と仲直り)。

そしていよいよ「神とアダムの影絵おひろめ会」本番当日。神とアダムがカミナリ、クジャク、花、恐竜と次々に見事な影絵を披露すると会場の動物たちは拍手喝采。おひろめ会は大成功でした。


『猫の手もアダムの手も借りたい』歌詞係・登場人物

ダニエレ・ダ・ヴォルテッラ作『ミケランジェロの肖像』

ヴォルテッラ作『ミケランジェロ』

びじゅチューン!『猫の手もアダムの手も借りたい』の歌詞係は『アダムの創造』の作者ミケランジェロ・ブオナローティ

神の影絵を鑑賞する動物たちには、『雪中のフォーメーション<山>』『ひとよだけ巡査』のキツネ、『電気さえあれば』のうさぎ、『人を真似る瓶』黒猫、『鮭ミラーボール』の猿などが登場しました。

『猫の手もアダムの手も借りたい』放送データ・作者・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2021年11月30日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTubeどーがレージ


びじゅチューン!全作品一覧

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