海の幸のチューン-びじゅチューン!作品解説・モデル(元ネタ)・動画

びじゅチューン!『海の幸のチューン』のモデル(元ネタ)作品は?

青木繁『海の幸』1904年アーティゾン美術館

青木繁『海の幸』1904年アーティゾン美術館

青木繁『海の幸』解説

作品名:海の幸
作者名:青木繁
制作年:1904年
所蔵先:アーティゾン美術館
指定:重要文化財

びじゅチューン!海の幸のチューン』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、青木繁による油彩絵画『海の幸』。国の重要文化財に指定されており、現在はアーティゾン美術館に収蔵されています。

美術学校卒業後すぐに生まれた傑作『海の幸』

東京美術学校を卒業してすぐに友人らと千葉県館山の布良海岸へ写生旅行に出かけた青木繁は、2か月ほどの漁村滞在のなかで『海の幸』を描きました。本作『海の幸』は青木繁が画家としてピークだった時期に制作した作品だといわれています。

鮫を担ぎ行進する人々の表情は大漁に浮かれることもなく仮面のような無表情さです。そのなかに1人だけじっとこちらに目線を投げかけている青白い顔が目を引きます。幻想的な主題の絵画が多い青木繁にとって、『海の幸』は非常に原始的・生命的な作品です。

伝説と化した若き画家 青木繁

青木繁『わだつみのいろこの宮』1907年 アーティゾン美術館

青木繁『わだつみのいろこの宮』1907年 アーティゾン美術館

明治生まれの青木繁は日本のロマン主義を代表する画家です。16歳で画塾に入った後、東京美術学校で西洋画を学んだ青木繁は、東京美術学校卒業後まもなく本作『海の幸』を描きました。『海の幸』と同じく重要文化財に指定されている『わだつみのいろこの宮』は海の幸の3年後の作品です。放浪生活の末28歳で夭折した青木繁の生涯は様々に語られ、画家・青木繁を題材とした小説や舞台芸術なども生まれています。

びじゅチューン!『海の幸のチューン』解説・登場人物

『海の幸のチューン』あらすじ解説

一人だけ画面のこちらを見る人物(海の幸より一部抜粋)

一人だけ画面のこちらを見る人物(海の幸より一部抜粋)

びじゅチューン!海の幸のチューン』では、海岸にやってきた刑事とくノ一が、波打ち際を行進する漁師たちを見かけます。

刑事は、水平線や海岸を五線譜に、大漁の鮫を担いで行進する漁師たちを音符のリズムに、鮫を和音、錨をクレッシェンド・デクレッシェンドに見立て「楽譜が歩いている」と表現(意外とロマンティストな刑事)。

そして砂浜に残る漁師たちの足跡と引きずられた錨の跡を見ながら、2人は「楽譜はここまで旅をしてきたのかも」と想像します。深海魚を見て、わだつみのいろこの宮(海神綿津見の宮)と会い、そのたびに楽譜を書き換えてきたのではないかと…。


『海の幸のチューン』歌詞係・登場人物

『海の幸』の作者・青木繁

『海の幸』の作者・青木繁

びじゅチューン!『海の幸のチューン』の歌詞係は『海の幸』の作者・青木繁が担当。

海岸で漁師たちを見かけ想像を巡らせるのは『真珠の耳飾りのくノ一 』でおなじみ刑事とくノ一。『ヘルスチェックインザヘル』や『サグラダ・編みリア』でも名コンビぶりを見せてくれています。

『海の幸のチューン』放送データ・作者・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2021年10月26日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTubeどーがレージ


びじゅチューン!全作品一覧

2013年放送びじゅチューン!作品
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