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鶴下ウェイ-びじゅチューン!作品解説・モデル(元ネタ)・動画

びじゅチューン!『鶴下ウェイ』のモデル(元ネタ)作品は?

鶴下ウェイ - びじゅチューン!本阿弥光悦・俵屋宗達『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』京都国立博物館

本阿弥光悦・俵屋宗達『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』 解説

作品名:鶴下絵三十六歌仙和歌巻
作者名:俵屋宗達・本阿弥光悦
制作年:江戸時代(17世紀)
所蔵先:京都国立博物館
指定:重要文化財

びじゅチューン!鶴下ウェイ』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、俵屋宗達本阿弥光悦による『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』。俵屋宗達が絵を、本阿弥光悦が文字を書いた江戸時代の巻物です。

躍動感のある鶴の群れと36の和歌による『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』は、鶴のほかに登場人物はなく、一貫して金銀泥の鶴のみが描かれます。空高く飛翔し、画面の外に消え、また再び現れ、地上に降りて羽根を休めるといったように、絵巻のなかで鶴は様々な姿を現しており、鶴の絵のうえに書かれた文字の上に、さらに絵が書き足されている部分も見られます。

『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』は俵屋宗達と本阿弥光悦という2人の天才がコラボレーションすることで生まれた傑作絵巻です。

びじゅチューン!『鶴下ウェイ』解説・登場人物

『鶴下ウェイ』あらすじ解説

本阿弥光悦・俵屋宗達『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』京都国立博物館

本阿弥光悦・俵屋宗達『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』京都国立博物館

びじゅチューン!『鶴下ウェイ』は、「鶴車線は鶴のぶつかり合いにより5キロの渋滞…」というラジオの渋滞情報からスタート。

学校で授業の補修を行っていた国語の先生が、窓の外に目線を向けると、そこには鶴の車線と和歌の車線の鶴下ウェイが。

筆文字の隙間から金銀の鶴のシルエットが覗く鶴下ウェイに惹かれ教室を飛び出した先生は、自転車にまたがり海岸沿いの鶴下ウェイと並走します。

鶴下ウェイ沿いのファミレスでは雷神風神が鶴の渋滞を眺めながらのんびりティータイム。月に向かって空を飛ぶ鶴と和歌を見ていた先生も一度は空に舞い上がりますが、日が暮れて鶴下ウェイに明かりが灯ると、教師は地上に舞い戻り、サービスエリアで進むか戻るか考え結末を迎えました。

学校の教室では補修の女子学生が先生の帰りを待っています。

『鶴下ウェイ』歌詞係・登場人物

びじゅチューン!『鶴下ウェイ』の歌詞係は『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』の作者である俵屋宗達と本阿弥光悦。

鶴下ウェイに魅せられて教室を飛び出したのは『睡蓮ノート』『ひそひそと、秘儀の間で』などボッティチェリ高校の授業シーンに登場する国語の先生。ファミレスでお茶していたのは『風神雷神図屏風デート』『夏秋草図屏風デート』の風神雷神です。

『鶴下ウェイ』放送データ・作者・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2021年2月24日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTubeどーがレージ


びじゅチューン!全作品一覧

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