びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』のモデル(元ネタ)作品は?
アルノルト・ベックリン『死の島』解説
作品名:死の島
作者名:アルノルト・ベックリン
制作年:1880年
所蔵先:バーゼル美術館
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、スイス出身の画家アルノルト・ベックリンによる油彩画『死の島』です。
葬送的な主題の死の島は、夫を亡くしたばかりの女性からの依頼がきっかけで制作された絵画で、ベックリンは生涯で5作の『死の島』を描きました。うち1作はアドルフ・ヒトラーが所有していたことでも知られます。
そびえたつ岩と糸杉が目を引く小島に白装束の船客が乗りつける場面が描かれており、霊が冥府へと渡る様子を指しているとする説があります。
アルノルト・ベックリンとは
アルノルト・ベックリンは象徴主義を代表する画家で、厳しくも美しい自然と幻想を融合させた超現実的な絵画、自然のなかでの人間の小ささを象徴的に描いた絵画、人魚やケンタウルスなど架空の生き物が登場する絵画などを描きました。
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』解説・登場人物
『デンタルクリニック死の島』あらすじ解説
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』の主人公はボッティチェリ高校の女学生さゆりさん。
友人からの紹介でデンタルクリニック「死の島」に通うことになったさゆりさんは、しくしく痛む虫歯を抱え、慣れないボート漕ぎに四苦八苦しながら小さな小島にあるデンタルクリニック「死の島」に到着します。
白づくめの受付嬢、待合室で重たい世間話をする不気味な老婆、歯科医のガブリエラ・ダ・死の島、診察室の天井にかかる死神の絵(ベックリン作・ペスト)、見るのもすべてが恐ろしく不安がいっぱいのさゆりさん。
しかしいざ終わってみれば、少し痛いだけで治療は素晴らしく、さゆりさんは晴れ晴れとした気持ちで死の島を後にすることができました。
『デンタルクリニック死の島』歌詞係・登場人物
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』の歌詞係は『死の島』の作者・アルノルト・ベックリンが担当しています。
主人公のさゆりさんは、『睡蓮ノート』『ツタンカーmail』『ひそひそと、秘儀の間で』などに登場するボッティチェリ高校の女子学生。
さゆりさんに歯医者を紹介してくれたのは『小面の休日』で箱入り娘の小面を外に連れ出したポニーテールの女の子です(世話焼きタイプ?)。
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』収録DVD BOOK
びじゅチューン!『デンタルクリニック死の島』は、びじゅチューン!DVD BOOK6巻・第15話に収録されています。
『デンタルクリニック死の島』放送データ・作者・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2020年11月25日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTube、どーがレージ
2013年放送びじゅチューン!作品
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