びじゅチューン!『アイネクライネ唐獅子ムジーク』のモデル(元ネタ)作品は?
狩野永徳『唐獅子図屏風』解説
作品:唐獅子図屏風
作者:狩野永徳
所蔵:三の丸尚蔵館
びじゅチューン!『アイネクライネ唐獅子ムジーク』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、安土桃山時代に活躍した絵師・狩野永徳による屏風絵『唐獅子図屏風』。
権力を象徴するかのように迫力みなぎる大きな獅子が描かれた金碧障壁画の代表作『唐獅子図屏風』は、豊臣秀吉の命で作られました。秀吉が毛利輝元に贈ったという説や大阪城を飾っていたものという説がありますが、詳細は不明。
『唐獅子図屏風』は明治時代に天皇に献上され、現在は三の丸尚蔵館所蔵となっています。
狩野永徳とは?『唐獅子図屏風』作者紹介
狩野派の様式を確立した絵師・狩野元信の孫にあたる狩野永徳は、『松林図屏風』を描いた長谷川等伯と同時代、安土桃山時代に天下人の御用絵師として活躍した画家です。織田信長や豊臣秀吉から重用された狩野永徳の現存する代表作に、本作『唐獅子図屏風』や『檜図屏風』があります。
びじゅチューン!『アイネクライネ唐獅子ムジーク』解説・登場人物
『アイネクライネ唐獅子ムジーク』あらすじ解説
びじゅチューン! 『アイネクライネ唐獅子ムジーク』の主人公は、『唐獅子図屏風』の金色の雲の奥にあるピアノで仕事をするピアニストな唐獅子コンビ。
月曜日の打ち合わせで意見がまとまらなかった2人は、火水木とダラダラ過ごし…それでも呼吸をひとつにすれば繊細なメロディを奏でることができます。
別の月曜日は譜面おこしの強弱加減でけんかし、火水木とイライラ…「これは解散か?」というほど険悪になった2人は秀吉の仲介とピアノの連弾で仲直りしました。
『アイネクライネ唐獅子ムジーク』歌詞係・登場人物
びじゅチューン! 『アイネクライネ唐獅子ムジーク』というタイトルの由来はモーツァルト作曲のセレナーデ「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」から。モーツァルトは作中に歌詞係としても登場します。
『アイネクライネ唐獅子ムジーク』の唐獅子コンビは『指揮者が手』のオーケストラや『特急三日月宗近』のBGMでもピアノを披露しました。
びじゅチューン!『アイネクライネ唐獅子ムジーク』収録DVD BOOK
びじゅチューン!『アイネクライネ唐獅子ムジーク』は、びじゅチューン!DVD BOOK2巻・第01話に収録されています。
『アイネクライネ唐獅子ムジーク』放送データ・作者・歌詞・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2014年11月9日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:アイネクライネ唐獅子ムジーク
動画:YouTube、どーがレージ
2013年放送びじゅチューン!作品
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