びじゅチューン!『審判はフリーダ』のモデル(元ネタ)作品は?
フリーダ・カーロ『私の心のディエゴ』解説
作品:私の心のディエゴ
作者:フリーダ・カーロ
所蔵:メキシコ近代美術館
びじゅチューン!『審判はフリーダ』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、メキシコの現代美術を代表する画家フリーダ・カーロの油彩画『私の心のディエゴ』。
幼い頃の病気が原因で片脚の成長が止まってしまったフリーダは、下半身をすっぽり覆うテワナ衣装などメキシコの民族衣装を愛用していました。本作でフリーダ・カーロの頭を覆っているのはウィピール・グランデと呼ばれるメキシコの盛装用の被りものです。
病気や交通事故の後遺症から常に痛みに悩まされ、晩年には壊死した片脚を切断するなど様々な苦難と闘ったフリーダ・カーロは、生涯かけて多くの自画像を描いており、それらの作品は、苦しみや悲しみ、希望など、そのときのフリーダの精神状態が色濃く表現されたものとなっています。
フリーダの立派な眉毛の上にいる男性は、フリーダより21歳年上の夫ディエゴ・リベラ。大変なプレイボーイだったそうで、フリーダとディエゴは一度離婚し、その後再婚しました。
びじゅチューン!『審判はフリーダ』解説・登場人物
『審判はフリーダ』あらすじ解説
びじゅチューン!『審判はフリーダ』では、フリーダ・カーロがスポーツ競技の審判として登場。
ぐりぐりの目玉で際どい判定も見逃さず、ぐねぐねの触手で集めたデータで真実の輪郭を見つめる頼もしい審判ぶりを発揮するフリーダ。それでも不安なときはゲジゲジ眉毛の上にいる最愛のディエゴに相談です。
『審判はフリーダ』歌詞係・登場人物
びじゅチューン!『審判はフリーダ』の歌詞係はスイカと猿。フリーダ・カーロが最後に描いた作品は「Viva La Vida(人生万歳)」という文字が刻まれたスイカでした。
テニスの試合に出場していたのは『1500年のオーディション』のデューラーと『姫路城と初デート』の谷くん、野球の試合に出場していたのは『兵馬俑ウエディング』の兵馬俑、『真珠の耳飾りのくノ一』の刑事、『紅白梅図屏風グラフ』の梅あゆみです。
勝利に沸く刑事と梅あゆみの背後には、砂を持ち帰ろうとしている切ない兵馬俑の姿が
びじゅチューン!『審判はフリーダ』収録DVD BOOK
びじゅチューン!『審判はフリーダ』は、びじゅチューン!DVD BOOK4巻・第08話に収録されています。
『審判はフリーダ』放送データ・作者・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2017年9月5日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTube、どーがレージ
2013年放送びじゅチューン!作品
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