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オフィーリア、まだまだ-びじゅチューンのモデル作品・歌詞・動画

びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』のモデル(元ネタ)作品は?

ジョン・エヴァレット・ミレイ『オフィーリア』解説

作品:オフィーリア(1851-1852年)
作者:ジョン・エヴァレット・ミレイ
所蔵:テート・ブリテン

びじゅチューン!オフィーリア、まだまだ』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、ラファエル前派を代表するイギリスの画家・ジョン・エヴァレット・ミレイによる油彩画『オフィーリア』。

オフィーリア』には、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場するオフィーリアが絶望のなか川に落ち、川を下りながら歌を口ずさむ場面が描かれています。

精密性を重視するラファエル前派のなかでもミレイの技術は卓越しており、本作『オフィーリア』ではシェイクスピアの原作に登場する花々まで忠実に再現しました。

ミレイは実際の川辺の景色を時間をかけ入念に描いた後、服を着せたモデルのエリザベス・シダルをバスタブに浮かべてオフィーリアを描きました。作品を描くことに夢中になったミレイは、エリザベスが浮かぶバスタブのお湯を温めるランプが切れていることに気付かず、エリザベスはひどい風邪を引いてしまったというエピソードが残っています。

びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』解説・登場人物

『オフィーリア、まだまだ』あらすじ解説

『オフィーリア』より歌詞係のコマドリと花輪(ドジョウはいません)

『ハムレット』のオフィーリアは川に落ちて溺れてしまいますが、びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』のオフィーリアは、恋人から「尼寺にでもゆけ!」と残酷な言葉を浴びせられ、精神を病み、絶望のどん底で川に沈んだところから一転、水泳大会でトロフィーをもらったことを思い出すと、「まだまだ溺れちゃいられない」と得意の背泳ぎでグングン川を下り始めます。

『オフィーリア、まだまだ』歌詞係・登場人物

びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』の歌詞係は、オフィーリアがハムレットの劇中で「かわいい駒鳥 わたしの命」と歌ったコマドリ。ミレイ作『オフィーリア』では左上に描かれています。

オフィーリアとオフィーリアから編みかけの花輪をもらったドジョウは『曜変天目ディスコ』でダンスを披露しました。オフィーリアも恋人の罵倒からすっかり立ち直り、元気にしているようです。

花輪のドジョウは『敢えて湖畔』の水中や『指揮者が手』のオーケストラにも登場します。

オフィーリアをモティーフにした樹木希林さんの宝島社・企業広告は素敵な広告でした

びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』収録DVD BOOK

びじゅチューン!『オフィーリア、まだまだ』は、びじゅチューン!DVD BOOK1巻・第07話に収録されています。

『オフィーリア、まだまだ』放送データ・作者・歌詞・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2014年6月15日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:オフィーリア、まだまだ
動画:YouTubeどーがレージ


びじゅチューン!全作品一覧

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