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検証・モネの筆-びじゅチューン!作品解説・モデル(元ネタ)・動画

びじゅチューン!『検証・モネの筆』のモデル(元ネタ)作品は?

クロード・モネ『印象 日の出』解説

クロード・モネ『印象 日の出』1872年 マルモッタン美術館

クロード・モネ『印象 日の出』1872年 マルモッタン美術館

作品名:印象 日の出
作者名:クロード・モネ
制作年:1872年
所蔵先:マルモッタン美術館

びじゅチューン!『検証・モネの筆』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、クロード・モネによる油彩画『印象 日の出』。1872年に制作された『印象 日の出』は、現在フランスのマルモッタン美術館に所蔵されています。

『印象 日の出』には、クロード・モネの故郷であるセーヌ河口の街、ル・アーヴルの港の朝の風景が描かれており、モネは朝もやのなかに浮かぶ煙突や船、波に反射する日の光などを素早い筆致で表現しました。

本作『印象 日の出』を鑑賞した当時の美術批評家に「壁紙のほうがまし、印象主義の展覧会だ」と皮肉られたことが、「印象派」という名前の由来になったことから、『印象 日の出』は印象派を語るうえで欠かせない作品となっています。

印象派の巨匠 クロード・モネ

同じ主題を繰り返し描いたクロード・モネの作品例

同じ主題を繰り返し描いたクロード・モネの作品例

クロード・モネ(1840-1920)は、印象派を代表するフランスの画家です。

写実的で滑らかな筆致の作品やアカデミックな作品にこそ価値があるとされていた時代に、モネは開発されたばかりのチューブ入りの絵具を持って戸外へ飛び出し、筆に乗せた絵具を混ぜ合わせずポンポンとキャンバス上に並べる筆触分割の技法を用いて、光の印象を素早くキャンバスに写し取る風景画の制作に励みました。

クロード・モネの代表作に『印象 日の出』『睡蓮』『ポプラ並木』『積みわら』などがあります。

びじゅチューン!『検証・モネの筆』解説・登場人物

『検証・モネの筆』あらすじ解説

次々の証言を始めるクロード・モネの筆たち

びじゅチューン!『検証・モネの筆』は、石橋レポーターが進行を務めるテレビ番組のコーナーに、モネの筆の皆さんがゲストでやってくるところからスタート。

石橋レポーターが筆たちに『印象 日の出』のことを質問すると、筆たちは「モネは急いでいた」、「縦や横に船や煙突や煙を描いた」、「太陽をぐるりと描いた」などと次々に証言を始めますが、食い違いから7本の筆と1本のパレットナイフは大モメ(モネモネモネモネ)になってしまいます。

間に割って入った石橋レポーターが筆たちを筆洗いですすいで一旦クールダウン。…したように見えたのも束の間、どの筆がモネのサインを描いたかで再び大モメ(モネモネモネモネ)する筆たち。

最後は筆たちが「時代がモネに描かせたのだ」一致団結、筆たちに翻弄された石橋レポーターは進行らしい進行をせぬまま番組のコーナーを締めました。

『検証・モネの筆』歌詞係・登場人物

ピエール=オーギュスト・ルノワール『絵筆を持つクロード・モネ』1875年 オルセー美術館

ルノワール作『絵筆を持つクロード・モネ』

びじゅチューン!『検証・モネの筆』の歌詞係は『印象 日の出』の作者クロード・モネ。画像はクロード・モネと親交があった印象派の画家ルノワールが描いた絵画制作中のモネです。

モネの筆たちに質問をし、番組を進行していたのは、『竜田川にフタをする』や『続いては、信貴山の石橋さ~ん』でも活躍していた「どローカルレポート」の石橋レポーターでした。

『検証・モネの筆』放送データ・作者・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2022年8月3日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTubeどーがレージ


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