びじゅチューン!『落穂拾子』のモデル(元ネタ)作品は?
ジャン=フランソワ・ミレー『落穂拾い』解説
作品名:落穂拾い
作者名:ジャン=フランソワ・ミレー
制作年:1857年
所蔵先:オルセー美術館
びじゅチューン!『落穂拾子』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、ジャン=フランソワ・ミレーによる油彩画『落穂拾い』です。労働者を主題とする風俗画のなかでも特に有名な『落穂拾い』はオルセー美術館に収蔵されています。
『落穂拾い』には、刈り入れの際に畑にこぼれ落ちた麦を拾っている腰を曲げた3人の農婦が描かれています。刈り入れが終わった後、地面に残ったわずかな麦を拾うのは食べるのにも窮する貧しい農民たちであり、遠くに見える労働者を監視している裕福そうな男性との対比により、働く農民の厳しさが強調される構図となっています。
ジャン=フランソワ・ミレーとは
農家に生まれ育ち、画家として1849年にバルビゾン村に移住したジャン=フランソワ・ミレーは、畑で働く農民や素朴な庶民の姿を静かな躍動感を持って描きました。バルビゾン村で芸術活動を行った画家たちをバルビゾン派と呼びます。
びじゅチューン!『落穂拾子』解説・登場人物
『落穂拾子』あらすじ解説
びじゅチューン!『落穂拾子』に登場するのは、拾子、拾絵、拾美の血のつながりがない3人姉妹。見事な連係プレイで落穂拾いをする3人姉妹を知らない人はこの村にはいません。
いつかは自分たちの畑をと夢を見ていた3姉妹でしたが、拾う落穂が無くなり心は空っぽに。その後、拾子は動画配信を始めてナンバーワンに、拾絵は海で地主とデート、拾美はラッパーデビューと落穂拾いとは別の道で成功します。子供を抱いた拾絵とラッパーとして成功した拾美を乗せてしみじみと海岸沿いをドライブする拾子。
苦しい暮らしのなかで落穂を拾い続けた3人は、今はそれぞれの道に進みましたが、街で写真撮影を求められれば昔と変わらない見事な連係プレイでポーズを決めてくれるのでした。
『落穂拾子』歌詞係・登場人物
びじゅチューン!『落穂拾子』の歌詞係は『落穂拾い』の作者ジャン=フランソワ・ミレーが担当しています。
びじゅチューン!『落穂拾子』収録DVD BOOK
びじゅチューン!『落穂拾子』は、びじゅチューン!DVD BOOK6巻・第13話に収録されています。
『落穂拾子』放送データ・作者・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2020年9月30日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTube、どーがレージ
2013年放送びじゅチューン!作品
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