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崖のぼり、のちキス-びじゅチューン作品解説・動画・モデル・元ネタ

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』のモデル(元ネタ)作品は?

グスタフ・クリムト『接吻』解説

作品:接吻
作者:グスタフ・クリムト
所蔵:オーストリア・ギャラリー(ウィーン)

びじゅチューン!崖のぼり、のちキス』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、象徴主義の中でもウィーン分離派に分類されるオーストリアの画家グスタフ・クリムトによる代表作『接吻』。

人物の輪郭線や背景の金箔に日本画の影響がみて取れる『接吻』のモデルはクリムト本人と恋人のエミーリエ・フレーゲ(もしくはアデーレ・ブロッホ=バウアー)だと考えられており、男性の衣服の四角、女性の衣服の円は男性原理と女性原理を表しているという説があります。

金が華やかなクリムト作『パラス・アテナ』『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像』

クリムトはオーストリア人セレブの肖像画や神話の主人公を工芸品や金箔と組み合わせた作品を何点か残しています。

金箔と絵画を組み合わせるクリムトの技法には日本画や日本の屏風の影響が指摘されており、なかでも本作『接吻』はクリムトの黄金様式の最高峰と言える作品です。

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』解説・登場人物

『崖のぼり、のちキス』あらすじ解説

琳派の影響が感じられるグスタフ・クリムト『接吻』

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』では、主人公のカップルが花咲く崖を素手でよじのぼり、崖を1つ登るごとにキス。

呼吸と動きを揃え二人羽織のような姿で崖を登ると女性のワンピースはほつれて裾がボロボロ。それでも次のキスを目指して、2人は今日も明日も崖を登ります。。

『崖のぼり、のちキス』歌詞係・登場人物

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』の歌詞係は、『接吻』の作者グスタフ・クリムトが担当しています。

作中の細く直線的な文字は、クリムトとも仕事をしたことがあるウィーン工房のフォントを意識したものです。

繊細な絵を描くクリムトですが、字は下手っぴ(そして筆不精)でした

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』収録DVD BOOK

びじゅチューン!『崖のぼり、のちキス』は、びじゅチューン!DVD BOOK2巻・第●12話に収録されています。

『崖のぼり、のちキス』放送データ・作者・歌詞・動画

放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2015年9月13日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:崖のぼり、のちキス
動画:YouTubeどーがレージ


びじゅチューン!全作品一覧

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