ハプスブルク展 ハプスブルク家の解説・チケット・混雑・口コミ情報

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ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史

ハプスブルク展トップイメージ

オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念した展覧会「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」が東京・国立西洋美術館にて開催されています。

ウィーン美術史美術館の協力のもと、ヨーロッパの中心に帝国を築いたハプスブルク家の世界屈指のコレクションから『マルガリータ王女の肖像画』をはじめとする絵画や芸術品が大集合した注目の展覧会です。

ハプスブルク家とは?

ハプスブルク展のタイトルになっている「ハプスブルク」とは、ヨーロッパ屈指の名門ハプスブルク家のこと。

ウィーンにあるマリア ・ テレジアの記念碑

1273年にルドルフ1世が神聖ローマ皇帝に即位すると、ハプスブルク家は政略結婚・血族結婚、同盟、征服を繰り返し、次々に領土を広げていきます。神聖ローマ帝国の帝位をほぼ世襲、スペイン王国、ナポリ王国、トスカーナ大公国、ボヘミア王国、ハンガリー王国、オーストリア帝国などにも国王(皇帝)を輩出し、日没なき帝国として世界に君臨したハプスブルク家の最盛期は16世紀前半。1556年にスペイン系ハプスブルク家とオーストリア系ハプスブルク家に分裂後、スペイン系ハプスブルク家は血族結婚を重ねた末1700年に断絶、オーストリア系ハプスブルク家は1918年に帝位を失いました。

美術史美術館に収蔵されたハプスブルク家のコレクション

教養に富み美術品の審美眼に長けた君主がいたことでも知られるハプスブルク家。ルドルフ2世をはじめとするオーストリア系ハプスブルク家の熱心な美術コレクターたちが集めた品々の多くはウィーン美術史美術館に、フェリペ4世をはじめとするスペイン系ハプスブルク家の美術コレクターたちが集めた品々はプラド美術館に収蔵されています。

ハプスブルク展の作品紹介・見どころ

ハプスブルク展には、ハプスブルク家の人物を描いた肖像画が多数展示されています。ハプスブルク家の面々の身を包む豪華なドレスや衣装にも注目です。

マクシミリアン1世

ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作『ローマ王としてのマクシミリアン1世』1507-1508年頃 ウィーン美術史美術館

ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作『ローマ王としてのマクシミリアン1世』1507-1508年頃

マクシミリアン1世(1459年-1519年)
神聖ローマ帝国皇帝。
自らも戦場に赴くことから「中世最後の騎士」と呼ばれました。
芸術家・建築家を庇護したことでも知られ、現在のハプスブルク・コレクションの礎を築いた人物です。

ルドルフ2世

ヨーゼフ・ハインツ『神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像』 1594年 ウィーン美術史美術館

ヨーゼフ・ハインツ『神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像』 1594年

ルドルフ2世(1552年-1612年)
神聖ローマ帝国皇帝。
教養と確かな審美眼を持っていたルドルフ2世は、首都をウィーンからプラハに移すと、アルチンボルドをはじめとする芸術家を寵愛し、デューラーブリューゲルらの作品や自然物を広範囲に収集、ヨーロッパ稀代のコレクターに。ルドルフ2世のコレクションを収蔵している美術史美術館はブリューゲルの作品数世界最大を誇ります。

ピーテル・ブリューゲルの生涯と代表作・作品解説
ピーテル・ブリューゲルは、ネーデルラントの世俗を反映した絵画や寓意画、宗教画などで知られる北方ルネサンスの画家でブリューゲルの代表作に『バベルの塔』『雪中の狩人』『ネーデルラントのことわざ』などがあります。ブリューゲル一族は父であるピーテルを始め息子たちも画家になりました。

フェリペ4世

ディエゴ・ベラスケス『スペイン国王フェリペ4世の肖像』1631-1632年 ウィーン美術史美術館

ディエゴ・ベラスケス『スペイン国王フェリペ4世の肖像』1631-1632年

フェリペ4世(1605-1665年)
スペイン国王。マルガリータ王女の父。
ルーベンスなど芸術家を庇護した国王としても知られ、画家中の画家と呼ばれたスペイン・バロックの巨匠ディエゴ・ベラスケスはフェリペ4世付きの宮廷画家でした。フェリペ4世によるヨーロッパ屈指の美術品コレクションは後にプラド美術館へと受け継がれます。

ディエゴ・ベラスケスの生涯と代表作・主要作品一覧
ディエゴ・ベラスケスはスペインで活躍した宮廷画家でありヨーロッパの絵画史上最大の肖像画家のひとりにも数えられるバロック美術の巨匠です。ベラスケスの代表作に『ラス・メニーナス』『ブレダの開城』『教皇インノケンティウス10世』『鏡のヴィーナス』などがあります。ベラスケスはフェリペ4世や王族関係者、侍女や道化などスペイン王宮に住まう人々の肖像画も多く手がけました。

マルガリータ・テレサ

ディエゴ・ベラスケス『青いドレスの王女マルガリータ』1659年ウィーン美術史美術館

ディエゴ・ベラスケス『青いドレスの王女マルガリータ』1659年

マルガリータ・テレサ(1651年-1673年)
スペイン王フェリペ4世の娘。神聖ローマ皇帝レオポルト1世の最初の皇后。
マルガリータの肖像画は夫となるレオポルトのための所謂「お見合い写真」としての役割も兼ねました。世界的名画であるベラスケス作「ラス・メニーナス」のモデルはマルガリータ王女です。

『ラス・メニーナス』ディエゴ・ベラスケスの作品解説
『ラス・メニーナス』はバロックの巨匠であるスペインの画家ディエゴ・ベラスケスによる油彩画。『女官たち』『宮廷の侍女たち』とも。1656年に制作された大型の油彩画でスペイン史上最高の名画とも呼ばれるラス・メニーナスは現在スペインのプラド美術館に所蔵されています。

マリア・テレジア

マルティン・ファン・メイテンス(子)『マリア・テレジアの肖像』ウィーン美術史美術館

マルティン・ファン・メイテンス(子)『マリア・テレジアの肖像』

マリア・テレジア(1717年-1780年)
オーストリア系ハプスブルク家、男系最後の君主。
16人もの子どもを出産し、子どもを政略結婚させるなど政治的な手腕も発揮したマリア・テレジアは、神聖ローマ帝国の女帝と呼ばれました。

マリー・アントワネット

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン『フランス王妃マリー・アントワネット』1778年ウィーン美術史美術館

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン『フランス王妃マリー・アントワネット』

マリー・アントワネット(1755年-1793年)
外交革命の推進のためフランスに嫁いだマリア・テレジアの娘。
首飾り事件や「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」などエピソードに事欠かない悲劇のフランス王妃マリー・アントワネットは、ベルサイユのバラなど多くの歴史物語にヒロインとして登場します。

フランツ・ヨーゼフ1世

ヴィクトール・シュタウファー『オーストリア・ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像』1916年頃 ウィーン美術史美術館

ヴィクトール・シュタウファー『オーストリア・ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像』1916年頃

フランツ・ヨーゼフ1世(1830年-1916年)
オーストリア皇帝。
ヨーゼフ1世の後継者となったカール1世は統治期間が短いことから、オーストリア帝国の実質的な最後の皇帝とも。 ウィーン美術史美術館はフランツ・ヨーゼフ1世の命により建設されました。

皇妃エリザベト

ヨーゼフ・ホラチェク『薄い青のドレスの皇妃エリザベト』1858年 ウィーン美術史美術館

ヨーゼフ・ホラチェク『薄い青のドレスの皇妃エリザベト』1858年

皇后エリザベト(1837年-1898年)
「シシィ」の愛称で知られるフランツ・ヨーゼフ1世の皇后。エリザベートとも。
肖像画で極端に細く描かれるウエストは、身長172cm・ウエスト51cmという皇妃の驚異的なプロポーション故。素晴らしいルックスから美貌の王妃とも呼ばれました。

音声ガイド

ハプスブルク展の音声ガイドは、元宝塚歌劇団トップ娘役・花總まりさんと人気声優・梅原裕一郎さんが担当。

花總まりさんは宝塚歌劇団時代にマリー・アントワネットやエリザベートを演じ、梅原裕一郎さんはウィーンを舞台にした写真集に登場するなど、ウィーンやハプスブルクと縁のあるお2人が、ハプスブルク家の物語や作品解説をナレーションします。

当日貸し出し料金:550円

ハプスブルク展 混雑予想・混雑状況

ハプスブルク展 混雑予想・混雑状況のイメージ画像

ハプスブルク展 混雑状況

秋の上野は、ハプスブルク展ほか、コートールド美術館展東京都美術館)、ゴッホ展上野の森美術館)、ミイラ展(国立科学博物館)など話題の展覧会が目白押し!上野公園は連日大勢の人で賑わっており、複数の展覧会をハシゴ鑑賞される方も多くいらっしゃいます。

ハプスブルク展もテレビ放送直後や週末はかなりの混雑です。

ハプスブルク展が空いているのは?混雑対策

現在のところ、平日のハプスブルク展は、激しい混雑はほとんど見られません。開館直後や閉館1時間~1時間半前の時間帯であれば余裕を持って鑑賞できるでしょう。

週末にハプスブルク展の鑑賞を予定されている場合は、閉館1時間~1時間半前(ゆっくり鑑賞したいなら2時間前)の入場がおすすめ。早めに来館して、ハプスブルク展のチケットで無料鑑賞できる常設展をゆっくり鑑賞したり、ミュージアムカフェでお茶するのも楽しいです。100円返却式のロッカーもあるので、売店で先にグッズ購入を済ませてしまうのも良いですね。

ハプスブルク展が閉幕する1月26日直前はかなりの混雑が予想されます。可能であれば1月上旬までにお出かけください。

ハプスブルク展 TV放送情報

展覧会に注目が集まるテレビ放送の直後は来館者が増加します。放送済・放送予定のハプスブルク展・関連番組は以下の通りです。

2019年11月19日
BS日テレ 21:00 ~ 22:00
ぶらぶら美術・博物館
東博「文化財よ、永遠に」西美「ハプスブルク展」

2019年11月21日
NHK・Eテレ 22:00 ~ 22:45
ドキュランドへようこそ
「マリーアントワネット 秘密のベルサイユ」(前編)

2019年11月24日
BS-TBS 13:00 ~ 13:54
サワコのひとり旅
「ハプスブルク家の繁栄を支えた女たち」

ハプスブルク展の感想・口コミ・評判

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ハプスブルク展 Twitter上の感想・口コミ・評判

ハプスブルク展 開催概要・チケット情報

国立西洋美術館

ハプスブルク展 開催概要

  • 展覧会名:ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
  • 開催会場:国立西洋美術館
  • 開催期間:2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)
  • 開館時間:9:30〜17:30
    ※金・土曜日は20:00まで(11/30は17:30まで)
    ※入場は閉館の30分前まで
    ※開館・閉館時間が異なる曜日あり
  • 休館日:毎週月曜日、12/28(土)〜1/1(祝)、1/14(火)
    ※ただし1/13(月)は開館
    ※休館日が追加・変更になる場合あり
  • 公式サイトハプスブルク展

ハプスブルク展の巡回展は?

ハプスブルク展は、全国への巡回展はありません。ハプスブルク展の開催は国立西洋美術館のみ、会期は2020年1月26日までとなります。お見逃しなく!

ハプスブルク展のチケット

チケット料金

前売券・早割券の取り扱いは終了しています

当日券
一般:1,700円
大学生:1,100円
高校生:700円
※中学生以下は無料

一般以外のチケットを購入・入場の際は証明できるものが必要です

チケット購入方法

ハプスブルク展の当日券の購入は、スマホの画面提示または自宅印刷のプリントアウト持参で利用できるTBSオンラインチケットが利用できます。

国立西洋美術館チケット窓口ほか、チケットぴあ(Pコード769-800)、ローソンチケット(Lコード31956)、イープラス、CNプレイガイドも利用できます。

詳しくはハプスブルク展公式サイトのチケット情報からご確認ください。

ハプスブルク展公式サイト
チケット情報:https://habsburg2019.jp/ticket/

割引チケット・クーポン情報

ハプスブルク展は、「ゴッホ展上野の森美術館)」「ミイラ展(国立科学博物館)」「リヒテンシュタイン侯爵の至宝展(Bunkamuraザ・ミュージアム)」と相互割引を行っています。各展覧会の入館チケット(半券・QRチケット可)提示で当日料金から100円割引です。

ゴッホ展・ミイラ展・リヒテンシュタイン展を鑑賞済・鑑賞予定の方は、チケットを忘れずお持ちください。

※1枚につき1名様1回限り有効
※各展覧会の会期中のみ適用
※他の割引サービスとの併用はできません

ハプスブルク展 会場アクセス

国立西洋美術館
〒110-0007
東京都台東区上野公園7−7

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コートールド美術館展東京都美術館
ブダペスト展国立新美術館
リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展(Bunkamuraザ・ミュージアム)
オランジュリー美術館展(横浜美術館)