びじゅチューン!『銅鐸仮面舞踏会』のモデル(元ネタ)作品は?
国宝『桜ヶ丘4号銅鐸』解説
作品名:桜ヶ丘4号銅鐸
制作年:紀元前200年頃〜紀元後100年頃(弥生時代中期)
所蔵先:神戸市立博物館
指定:国宝
びじゅチューン!『銅鐸仮面舞踏会』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、日本の古代遺物『桜ヶ丘4号銅鐸』。
銅鐸とは弥生時代に作られた釣り鐘型の青銅器で、日本では全国で約500個が出土しています。初期の小型の銅鐸は鹿角などを内側に垂らして音を鳴らし、胴体が巨大するにつれ胴体表面を叩くものに変化していったと考えられています。
桜ヶ丘4号銅鐸は高さ42cm、重さ3.34kgの銅鐸で扁平鈕2式に分類、銅鐸に開いている2つの穴は製造過程で生じるものです。
近畿地方で生産された銅鐸には文様が付けられており、桜が丘4号銅鐸にはトンボや鳥、イモリ、人間などの絵と渦巻の文様がA面(表)とB面(裏)それぞれ異なる柄が鋳出されています。
びじゅチューン!『銅鐸仮面舞踏会』解説・登場人物
『銅鐸仮面舞踏会』あらすじ解説
びじゅチューン!『銅鐸仮面舞踏会』の主人公はミラノのコレクションにも足を運ぶ編集長。
プロジェクトチームの会議で決めた次のパーティーのテーマは趣向を変えた、ドレスコード「銅鐸」指定の「銅鐸仮面舞踏会」。様々な銅鐸のなかから頭にかぶる銅鐸を選んで参加する銅鐸仮面舞踏会では、お互いの銅鐸の模様を褒め合いながら踊ります。
銅鐸仮面舞踏会会場のふすま奥には田んぼがあり、パーティーの出席者たちが田んぼに向かって銅鐸の響きとともに豊作を祈ることも。
鳥とトンボの模様が付いた銅鐸が偶然お揃いだと気づいた男女は、手を取り合って銅鐸仮面舞踏会会場の弥生時代センターを抜け出すのでした。
『銅鐸仮面舞踏会』歌詞係・登場人物
びじゅチューン!『銅鐸仮面舞踏会』の歌詞係は弥生時代の弥生人。時折、気に吊るした銅鐸を振って音を鳴らしてくれます。
銅鐸仮面舞踏会に参加していたのは、『夏野菜たちのランウェイ』の客席で電話をかけていた編集長。『祖母のコロッセオハット』でお馴染み祖母ふみちゃんの友人です。
『銅鐸仮面舞踏会』放送データ・作者・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2021年8月30日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:掲載サイト無(動画内の歌詞をご確認ください)
動画:YouTube、どーがレージ
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