びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』のモデル(元ネタ)作品は?
伊藤若冲『樹花鳥獣図屏風』解説
作品:樹花鳥獣図屏風
作者:伊藤若冲
所蔵:静岡県立美術館
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』のモデル(元ネタ)になった美術作品は、江戸中期の絵師・伊藤若冲による六曲一双屏風『樹花鳥獣図屏風』です。
『樹花鳥獣図屏風』の右隻(画像上)には象を中心とした獣たち、左隻(画像下)には鳳凰を中心とした鳥たち、実在・空想問わず様々な鳥獣が墨で引いた方眼の中を塗りつぶす升目描きによって描かれています。升目描きのピースはなんと8万6千個にも。
孔雀のような姿をした空想上の伝説の鳥・鳳凰は、不死鳥(フェニックス)と混同されることが多く、鳳凰の不死身説はここからきていると考えられます。
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』解説・登場人物
『樹花鳥獣図屏風事件』あらすじ解説
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』は、いきなり鳳凰の殺人事件からスタート。探偵となった象が、鳳凰の身内である鳥、犬、羽振りの良い派手な麒麟と聞き込み調査を続けていきますが、犯人は一向に見つかりません。
鳳凰の金ピカなお墓が建てられ、20年もの月日が経ったある日、鳳凰の飲み物に毒を入れたと七面鳥が自白します。
理由は「鳳凰が派手すぎたから」。
しかし、お墓まで建ててもらっていた鳳凰は実は不死身。カフェでお茶したり、『夏野菜たちのランウェイ』でファッションショーの客席に出没したりと、楽しい日々を送っていたのでした。
『樹花鳥獣図屏風事件』歌詞係・登場人物
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』の歌詞係は、樹花鳥獣図屏風の升目描き(白いピース)が担当しています。
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』収録DVD BOOK
びじゅチューン!『樹花鳥獣図屏風事件』は、びじゅチューン!DVD BOOK1巻・第03話に収録されています。
『樹花鳥獣図屏風事件』放送データ・作者・歌詞・動画
放送局:NHK Eテレ(教育テレビ)
初回放送日:2014年2月5日
作者:井上涼(作詞・作曲・歌・アニメーション)
歌詞:樹花鳥獣図屏風事件
動画:YouTube、どーがレージ
2013年放送びじゅチューン!作品
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