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盛期ルネサンスの絵画と芸術家

盛期ルネサンス絵画の特徴

盛期ルネサンス美術とは

初期ルネサンスのあとに起こった盛期ルネサンス時代は1500~1530年と30年ほどしかありませんが、ルネサンスの規範とされる古代ギリシャ・ローマ美術の復興を遥かに凌ぐ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロといった、誰でも一度は聞いたことがある名の世界的な芸術家たちが誕生した時代でした。彼らの傑出した才能が作り上げた盛期ルネサンスは、現在でも西洋美術のお手本とされています。

この時代に絵描きになるためには、職人の工房に弟子入りして親方の技術を習う徒弟制に従うことが必須であり、絵描きは職人として認識されていました。職人から芸術家へと絵描きの地位を押し上げたのは、紛れもなく、創造性に富み新しい表現方法を生み出し盛期ルネサンスの芸術家たちの功績といえるでしょう。

素描を重視する計画的なフィレンツェ派

レオナルド・ダ・ヴィンチ肖像画15世紀後半のフィレンツェには、メディチ家の絶大な財力・支援のもとに、こうした芸術家や文化人が多数集まりました。彼らはフィレンツェ派と呼ばれます。フィレンツェ派は形や構図を重視し、入念なデッサンのもとに作品が描かれました。

色彩で感覚的に描くヴェネツィア派

16世紀にはヴェネツィアで色彩豊かで「色彩・感覚で描く」絵画が生まれます。ヴェネツィアではティツィアーノ、ティントレット、ジョルジョーネらが活躍。彼らはヴェネツィア派と呼ばれます。ヴェネツィア派の芸術家たちは、フレンツェ派の構図・素描ありきの絵画から、色彩豊かで情感溢れる美を追求するようになり、フィレンツェ派のようにデッサンに色づけするのではなく、直接絵具を塗り重ねて描きました。

盛期ルネサンス美術の芸術家・代表作

フィレンツェ派の芸術家・作品

芸術だけでなく哲学や自然科学でも才能を発揮したレオナルド・ダ・ヴィンチ、「神のごとし」と敬われ躍動的な彫刻や絵画を生み出したミケランジェロ、先の2人の作品の良いところを吸収しつつ調和の取れた独自表現を追及したラファエロ、これら3人の芸術家はルネサンスの三大巨匠と呼ばれ、世界的に有名な作品を数々生み出しました。

写真は彫刻家として優れた作品を生み出し「神のごとし」と呼ばれたミケランジェロ・ブオナローティ作『ダヴィデ像』です。


ヴェネツィア派の芸術家・作品

フィレンツェ派の後に誕生したヴェネツィア派は色彩豊かな作品が特徴で、ヴェネツィア派最大の画家であり多くの作品を残したティツィアーノ、意味を探りたくなる詩的な絵画や田園風景を描いたジョルジョーネ、独特な遠近法や派手な色彩の祝宴画で知られるヴェロネーゼなどが活躍しました。

写真はジョルジョーネ『嵐』です。

盛期ルネサンス芸術家リスト

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