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フラ・アンジェリコの生涯と代表作・作品解説

フラ・アンジェリコとは?

修道士だった画家フラ・アンジェリコ

フラ・アンジェリコ(Fra’ Angelico)は初期ルネサンスを代表するイタリア人の画家です。

ドメニコ修道会の修道士であったフラ・アンジェリコは、キリストの磔刑図を描きながら涙を流すなど敬虔なキリスト教信者であったといわれ、修道士として装飾写本やフレスコ画などを手がけ、生涯宗教画を描き続けました。

1982年には教皇ヨハネ・パウロ2世から福者として認定されており、「福者アンジェリコ」を指すベアート・アンジェリコ(Beato Angelico)とも呼ばれます。

フラ・アンジェリコの特徴・作品鑑賞ポイント

イタリア人画家であり建築家であったジョルジョ・ヴァザーリが250人余りの芸術家について綴った著書『画家・彫刻家・建築家列伝』のなかで、フラ・アンジェリコは「まれに見る完璧な才能の持ち主」と紹介しています。

初期ルネサンスの画家がギリシャ・ローマ期の美術を手本とし写実的な表現を模索するなか、フラ・アンジェリコは信仰心を注ぎ込んだかのような静かで清らかで優美な独自の世界観を築き上げます。

フラ・アンジェリコは、天使が聖母マリアにイエスを宿すことを告げる『受胎告知』や聖母マリアが天に上げられ載冠を受ける『聖母戴冠』などキリスト教美術の主題となるシーンを描きました。

フラ・アンジェリコの作品・代表作

フラ・アンジェリコ『受胎告知』

受胎告知(フラ・アンジェリコ)

フラ・アンジェリコの代表作『受胎告知』は、天使が聖母マリアにイエスを身ごもることを告げるシーンのフレスコ画。

サン・マルコ美術館は元はサン・マルコ修道院であり、フラ・アンジェリコのフレスコ画が数多く現存しています。

日本ではファミリーレストラン・サイゼリアの壁面にこの作品が描かれていたりするので(サイゼリアの装飾にはしばしばルネサンス絵画が採用されています)、フラ・アンジェリコと言えばこの作品を思い浮かべる方も多いかもしれません。受胎告知の絵画のなかでは特に有名な作品のひとつといえるでしょう。

作品名:受胎告知
作者:フラ・アンジェリコ
制作年: 1440年代前半
種類:フレスコ
寸法:230cm×321cm
所有者:サン・マルコ美術館(イタリア・フィレンツェ)

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』1

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』は、ゴシック様式の祭壇画。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会からの依頼で作られたこの祭壇画には、ふんだんに金箔が使われており、非常に豪華な仕上がり。現在はウフィツィ美術館の所蔵となっています。

作品名:聖母戴冠
作者:フラ・アンジェリコ
制作年:1434-1435年
種類:フレスコ
寸法:112cm×114cm
所有者:ウフィツィ美術館(イタリア・フィレンツェ)

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』2

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』は、サン・ドメニコ修道院のために作られた祭壇画。

天に上げられた聖母マリアがキリストに迎えられ載冠を受けるシーンであり、聖母マリアとイエスのほか、天使や聖女マグダラのマリアなど大勢の人物が描かれています。

作品名:聖母戴冠
作者:フラ・アンジェリコ
制作年:1434-1435年
種類:テンペラ
寸法:213cm×211cm
所有者:ルーブル美術館(フランス・パリ)

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』3

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』

フラ・アンジェリコ『聖母戴冠』は、サン・マルコ修道院の第9僧房の壁に描かれたフレスコ画。

聖母マリアがイエスから冠を受ける場面を6人の聖人(左から聖トーマス、聖ベネディクト、聖ドミニク、聖フランシスコ、聖ペテロ、聖マルコ)が見守っている構図になっています。

作品名:聖母戴冠
作者:フラ・アンジェリコ
制作年:1438-1440年
種類:フレスコ
寸法:171cm×151cm
所有者:サン・マルコ美術館(イタリア・フィレンツェ)

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